Win2kSoundDefect2

    Windows2000で音が途切れる その2  2004.1.31

    転送モードがDMAではなくPIOモードになっていたのが原因だった!!
    お詫び:画像が表示されていなくてケアレスミスでした 2004.3.31

    今回のトラブルもわかってしまえば何てことはなく、わかるまでが試行錯誤の連続でエネルギーを使うことになるのですが、今回もそれとなくネット上を検索していたら、「Windows2000でPIO・・・・」というページがあり「ピーン」とひらめき早速デバイスマネジャで見てみるとなんと

    プライマリIDEチャネル・・・・PIOモード

    になっているではありませんか!!

    マザーボードはBIOSTARのM6VLQで4in1ドライバーはBIOSTARのホームページから最新のドライバーをすでにインストしていたのですが不覚にもインスト後の転送モードを確認してなかったことが一番の失敗でした。

    Windows2000のハードウェアの自動認識を過信していたのがうかつでした。


    たしかにWindows2000のハードウェアの自動認識の不十分さは知ってはいましたが、こんな基本的なところで機能していなかったとは・・・・。

    ちょっと前に富士通のあの超有名な欠陥ハードディスクが壊れMaxtorに交換したところでしたが、気が付けばよかったのですがそのときも特に注意もせず気にもかけていなかったのが本当のところです。

    余談ですが、ちょっと不思議なのはプライマリIDEチャネル に接続するとPIOモードでしか認識されないのですがそのハードディスクをセカンダリIDEチャネルにつなぎかえればそのMaxtorをちゃんと

    セカンダリIDEチャネル・・・・Ultra DMAモード

    で認識されるのでてっきりマザーボード(BIOSTAR M6VLQ)のプライマリ側のハードが壊れていると考え、購入の検討も始めたくらいでした。

    そこで念のため、ドライバを入れ替えてみてどうしてもだめなら購入しようと、「ドライバの更新」をはじました。
    【 図1 】



    【 図2 】ドライバを入れ替える前まではPIOモードでしかどうやっても認識はされませんでした


    【 図3 】ちゃんとデバイスが動作していることはわかりますが、PIOかDMAかはプライマリIDEチャネルを開かないことにはわかりません。



    【 図4 】 上図でドライバタブ→ドライバの詳細をクリックするとドライバの実体がわかります。これはVIA製です。


    【 図5 】 「ドライバの詳細」を見てみると図6と違いファイルがたった1個でありしかもバージョンが図6より新しいことがわかります。



    【 図6 】 ちなみにドライバをMicrosof提供のものに入れ替えた例ですが、このドライバは3つもあり、これでもUltraDMAモードとしては認識できますが・・・。



    結局どちらを使うのがベストかははっきりしませんが、バージョンが新しいことで図5のVIA提供のドライバーを使うことにしました。

    【 図7 】参考までにドライバーを入れ替える手順です。「ドライバ」→「ドライバの更新」をクリック


    【 図8 】 ウィザードが起動するので「次へ」をクリック


    【 図9 】 ここのポイントは「このデバイスの既知のドライバを表示して、その一覧から選択する」を選択すること。「次へ」をクリック


    【 図10 】 図のように「このデバイスクラスのハードウェアをすべて表示」を選択して↓キーで「VIA Technologies,Inc」をクリック


    【 図11 】 そうすると図のように2つが出てくるので、VIA Technologies,Inc の法をクリックして「次へ」をクリック


    【 図12 】 いよいよ図11で選択されたドライバがインストされます。「次へ」をクリック


    【 図13 】 自動で行われ「完了」をクリックで終了です。


    【 図14 】 再起動ごデバイスマネジャで確認すればこのドライバがインストールされていることがわかります。


    結局、PIOモードでしか認識しなかったときのドライバーが何であったかが不明ですが、いずれにしても通常どおりにWindows2000をインスト後、VIAの4in1 をインストしてもDMAモードにならないことがわかり上述のようにドライバーの入れ替えが必要とわかりました。

    骨が折れましたが、原因がわかり音の途切れはなくなりディスクアクセスがすばやくなり快適になりました。

    【 参考 】

      Windows 2000 のデバイスマネージャでは IDE ATA/ATAPI コントローラのプロパティを開いて転送モードをみても、UltraDMA で動作しているか、PIO で動作しているかはわかりますが、それ以上のことはわかりません。

      さらに詳しくみるには、Windows 2000 標準の ATA ドライバ (ATAPI.SYS) を使用している場合なら どの転送モードで動いているかをレジストリを見ればわかります。例えばUltraDMA/33なのか、UltraDMA/66 なのか、それともUltraDMA/100なのか・・・
      1. [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から regedit を開きます。
      2. HKEY_LOCAL_MACHINE \SYSTEM \CurrentControlSet \Control\Class\{4D36E96A-E325-11CE-BFC1-08002BE10318} を展開します。
      3. 設定を確認したい IDE チャネルのキー (0001または002 など) を開きます。
        多くの場合は 0000 がコントローラ、0001 がプライマリチャネル、0002 がセカンダリチャネルになっていますが、実際は Driver Desc で確認します。
      4. MasterDeviceTimingMode が 0x2010 なら UltraDMA33、0x8010 なら UltraDMA66、0x10010ならUltraATA/100で動いているのがわかります。

      この図はTimingModeが0x00010010 すなわち0x10010 ということでUltraATA/100のモードになっています。

      注:
      Windows 2000 の標準 ATA ドライバは UltraATA/66 までしか対応していません。
      よってUltraATA/100 を使いたい場合は、VIAなどのチップセットメーカーから提供されるドライバを利用するか、もしくはWindows 2000 SP2 以上にアップデートしてあればいいようですが、現実にはこの例のようにServicePack4があてがっていても一筋縄ではいかないことから厄介なことです。


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    ※※ お知らせ 耐震偽造で新たな展開になっています ご興味があればごらんください・・・まとめページをアップ  2006.10.20  
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