++ カシオ CASIO fx-101 自作電源アダプターKWCC01/65DKK01 ++
2016.2.19 2012.8.21 2011.9.22初版
カシオ CASIO fx-101 自作電源アダプターKWCC01/65DKK01
【 追記:電源アダプタがバチッといって壊れた 】
1975,76年ごろに購入。
いまでもなんのトラブルもなく現役。
ただ、表示部が蛍光表示管・VFDなので、カソードに電流を流すために割りと電気を喰う(76mA)。だから、単三電池4本だとあまり経済的とはいえない。
なので、いつもは下図のような電源アダプタを使っている。
※
電源アダプタの適用条件は、直流DC6V0.2A以上あればいい。外側が+極のコネクタになっている電源アダプタであればなんでもOK。
コネクタの形状は、2.1mm標準DCプラグ、内径2.1mm 外径5.5mm。
下図のアダプタは家に転がっていた携帯電話J-PHONE 急速充電器
KWCC01/65DKK01(スイッチング電源)をそのまま流用している。
このアダプタの出力は5V0.57Aとなっている。実際にも5Vしか出ず、電圧が1Vほど足りないと思うが、使用上特段問題ない。
電池でも劣化してくると電圧が下がるが、それを見越してちゃんと機能するように設計していると思われる。何ボルトまで下がっても大丈夫は測定してないが。
KWCC01/65DKK01の携帯側コネクタのところでぶった切って、2.1mm標準DCプラグをはんだ付け。電極を間違えないようにテスターで確認。
マニュアルから転載
※マニュアルを掲載(付属のが紛失してしまい、英文ので代用)
◇英文マニュアル --> こちら Casio_fx-101.pdf 保存
SCIENTIFIC CALCULATOR CASIO fx-101 INSTRUCTION MANUAL
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【 簡易版 日本語マニュアルの自作中・・・ 】
標準添付のマニュアルを紛失してしまったので、適当に作ってみます。
(不備間違いなどご指摘いただけましたら幸いでございます)
● 次のマークがついた例題では、角度設定の切り替えが必要です。
マーク 設定
「Deg」(10進数のDegree) 角度設定として「Deg」を選択します。
「Rad」(Radianラジアン) 角度設定として「Rad」を選択します。
切り替え操作は、電源スイッチの右隣にある、「DEG RAD」スライドスイッチで切り替える。
【 トラブル発生 】
J-PHONE急速充電器ACアダプタ KWCC01 ケンウッドKENWOOD
※ 電源アダプタをコンセントから抜く時、ケースの腹をぐぃっと押したらバチっと音がした。
内部を開けたら下図のようにFETが、真っ二つに割れていた。異臭とともに。
どうやら押した(踏んづけた)ときに、トランスの巻線と金属板シールドの間でショートした模様。
それに耐えられず、FETが飛んだ・・・
そのパワーMOSFETは 東芝 2SK3302。
巻線がトランス内でショートなら手の施しようもないが、とりあえず2SK3302を交換してみよう。
不思議に250V1A フューズは切れてなかった。
焦げた跡と金属シールド版の痕跡と一致。
品番 2SK3302
極性 Nch
ドレイン-ソース間電圧 VDSS 500 V
ドレイン電流 ID 0.5 A
許容損失 PD 1.3 W
ゲート入力電荷量 Qg (nC) (typ.) 3.8
ドレイン-ソース間オン抵抗RDS(ON) (max) @VGS=10V 18 Ω
パッケージ名 TPS
ピン数 3
面実装区分 N
製品分類名 パワーMOSFET (Nch 250V < VDSS≦500V)
RoHS Compatible Product(s) (#) 適合品あり
似た規格のものを探していたら、あった。
2SK3471
Power MOSFET
n-channel
Vdss=500V
Id=0,5A
Rds(on)max=18Ohm
■ 現役で頑張ってる電卓 〜カシオ CASIO fx-101 --> こちら (ブログ)