++ テスコムクリーナー専用充電アダプタCH-410の分解・改造 L/Cメーターの電源に ++


2015.8.29初版

テスコムクリーナー専用充電アダプタCH-410の分解・改造 L/Cメーターの電源に

 ノイズが少ない高品質な電源が要求されるL/Cメーターの電源にすべく、ジャンク屋さんで見つけたモノ。
実負荷をかけて11.2V、5V三端子レギュレーターで消費される電力は2W〜3Wぐらいとなり内部に配置しても問題となる発熱とはならず、塩梅がいいです。

早速かち割って分解すると、
内部にはセンタータップ付きの両波整流トランスと整流ダイオード2本ぽっきり。
ほか、電解コンデンサーなどは組み込まれてはおらず若干のスペースがあります。
このわずかな隙間に、電解コンデンサー2個と三端子レギュレーター5V1A(7805)をうまく三次元で配置し、あとは空中配線でハンダ付け。
ヒシチューブなどで絶縁をとりながらパズルの如く組み込みます。
もともと隙間が少ないので空中配線するほかありません。

〇 センタータップ付き両波整流トランス そのまま流用。
〇 整流用ダイオード2本 そのまま使用。
〇 電解コンデンサー25V2200μF(寸法的にはこれぐらいが限界) あり合わせの手持ち流用
〇 三端子レギュレーター5V1A(7805付加放熱板なし あり合わせの手持ち品を流用
〇 電解コンデンサー10V100μ あり合わせの手持ち品を使用

※プラグジャックはリード線ごと付け替えています。⇒外形3.4mm、内径1.3mmタイプ
CH-410_01.jpg
L/Cメーターの消費電力は400〜500mA程度なので、三端子レギュレーターの放熱には特に考慮しなくともアッチッチにはならない。
それより電源トランスの方が熱くなる。
CH-410_06.jpg

CH-410_05.jpg


【回路図】
TESCOMcharger4V_01.jpg

【実際にL/Cメーターに電源を供給し、動作させているところ】
さすがに、動作が安定しています。
乾電池がすぐに消耗してしまう電池切れの心配もなく、落ち着いた測定ができます。
※プラグジャックは付け替えています。⇒外形3.4mm、内径1.3mmタイプ

CH-410_03.jpg

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