++ Pioneer SA-90 〜40年以上前のプリメインの性能チェック ++


2013.3.29初版

Pioneer SA-90 〜40年以上前のプリメインの性能チェック

20年以上、納屋に置き去りにされたままのプリメインアンプです。
相棒のTX-90も埃を払って引き摺り出してきましたが、
これは遠の昔にYAMAHA CT-1000に置き換わっていたので、これからも使うこともなくほんのお飾りです。

で、 このSA-90でハイレゾ音源(96kHz、24bit)で鳴らしたらどうなる?
使いモノになるかという、なかなか興味深い試験です。
さすがに現行アンプのように100kHzまで伸びている性能は到底望めませんが
DAC「TOPPING D3」から直接流し込み、どんな音を出すかを確認したいという企画です。
スピーカーも同年代のONKYO E-212Aです。

期待半分、ダメかも?と電源スイッチを入れたところ、あっさり音がでました。ふぅ・・・
やはりボリュームのガリが少しありましたが、回しているうちにすぐに消えました。
スイッチ類のノイズもありましたが、これらも消えました。
ということで本来のスペックがでているか不明ですが、当時の音がでているようです。

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SA-90_02_s.jpg


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SA-90_01_s.jpg


Pioneer プリメインアンプSA-90の仕様 パイオニア』サイトから転載させて頂きます。
Pioneer SA-90 \54,800(1969年頃)
sa-90.JPG
解説
プリメインアンプの決定版として発表されたUAシリーズのプリメインアンプ。
Phono MAG入力端子を2系統搭載しており、片方はMM型用で、もう片方はMM型とMC型を切換えて使用できます。
プリアンプとメインアンプがスイッチにより接続、分離でき、それぞれ別々に使用することができます。
センターチャンネル出力を搭載しています。
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機種の定格
型式 ステレオプリメインアンプ
ミュージックパワー
(歪率0.3%、1kHz、IHF)
220W(4Ω)
145W(8Ω)
連続定格出力
(歪率0.3%、1kHz、両ch動作)
64W+64W(4Ω)
50W+50W(8Ω)
実効出力(歪率0.3%、1kHz、片ch動作) 60W/60W(8Ω)
周波数特性 AUX:20Hz〜50kHz ±1dB
出力帯域幅(歪率0.3%一定、IHF) 20Hz〜50kHz
SN比(ボリューム最大、トーン中点、
実効出力時、IHF)
Phono MAG:80dB
AUX:100dB
歪率 0.08%以下(6W〜45W、1kHz)
入力感度/インピーダンス Phono 1、2(MM):3mV/43kΩ
Phono 2(MC):0.155mV/150Ω
Phono/CER:71mV/100kΩ
MIC:1.9mV/50kΩ
Tape Head:1.8mV/150kΩ
Tuner、Tape Monitor、AUX:180mV/200kΩ
Main Input:500mV/100kΩ
ダンピングファクター 67以上(8Ω、1kHz)
出力端子 スピーカー用端子:4Ω〜16Ω
ヘッドホンジャック
テープ同時録音端子(Tape-Rec)
DIN規格TAPE録再コネクター
プリアンプ出力(Pre Out、3V)
センターチャンネル出力(Center Out、500mV)
イコライザー Phono:RIAA
Tape Head:NAB
残留雑音(ボリューム最小、トーン中点) 0.8mV以下(8Ω)
付属機構 トーンコントロール(3dBステップ)
High/Lowフィルター
ラウドネスコンター
オーディオミューティング(-20dB)
ACコンセント(連動2系統、非連動1系統)
電源電圧 AC100V、50Hz/60Hz
消費電力 無信号時:40VA
最大:250VA
外形寸法 幅405×高さ140×奥行339mm
重量 12.3kg
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