2016.11.23 2015.8.10 2014.6.21 2014.3.28 2013.3.17 2013.2.1初版

REVEX デジタルプログラムタイマーPT50DW/PT50DG取扱説明書

※2 メーカーから動画が公開されました。 --> こちら 新着!
※1 後継機種 REVEX PT60D が発売されたようです。
近所のホームセンターでボタンが増えた機種を見かけたことがありますが、 なぜか公式サイトには載っていないようです。
 ボタンの数が増えております。(*^_^*)
 --> こちら

いまのところ故障なく使えている。
ほんとなら、マニュアルを読まずに使いところだが、
このタイマーでは取扱説明書が欠かせない。
というのも、
操作ボタンが「4つ」しかないのに、多機能が盛り込まれたことに起因している。
必然的に、ボタンに直感的なイメージを持たせることができなくなってしまった。
このような機器の設計をするときには、
通常は「同時押し」とか、「長押し」などの「トリッキーな操作方法」は極力避けるようにする。
普段、滅多に使わない特殊な機能を実行させたい場合とか、ユーザーに安易に触られてはマズイ機能にちょこっと使うぐらいが一般的だ。
きょうび、家電製品のどれをみてもマニュアルなど読まなくてもボタンが操作できるように工夫され、使いやすさを最優先にしている。
そうしないと他社との競走に負けてしまうのでどのメーカーも頭を使っている。
使いにくくしているもうひとつは、
ボタンの数が省略されたことと密接に関係しているが、
ボタンの押し間違いが修正できないことが辛い。やり直しに悩まされイライラ感が募る。
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そこで、 【提案】
  @ 最低でもあと2個、修正の為の「戻る←」ボタン、と「送る⇒」ボタンが別個にあれば、格段に使いやすくなる。
 A さらにモード切替、とクリアをそれぞれのボタンに分ければ、申し分ない。

ということで、
4つしかないボタンとしばらくは悪戦苦闘となりそうである。(苦笑)
ボタンの配置にしても工夫ができる構造なのでもう3個増やして、操作を直感的にすれば分かり易いものになったと思う。
これだけの機能を持たせたのに、ボタンを省いたことで却って操作が煩雑になり、ユーザーフレンドリーとはほど遠いものになってしまったことはちょっと惜しい。

さらに、次の2の表記もわかりにくくしている。
1.“AUTO OFF“モード
2.“ON AUTO”モード


1.“AUTO OFF“モード というのは、
Auto・ON から Auto・OFFに移行するシーケンス

2.“ON AUTO”モード とは、
ON から Auto・OFFへ移行するシーケンス

それを図で表すと、
autoOff.gif
“AUTO OFF“モード "ON AUTO”モードの取説シール
PT50DW_01.jpg

ということで、
後継機種に生かしてくれることを願いつつ、ユーザーの利便を考えアップしておこう。
マニュアルをできるだけ忠実に再現したが、分かり易くするために、少し補足したところがある。


REVEXデジタルプログラムタイマー PT50DW/PT50DG 取扱説明書
title_s.gif
このたびはPT50Dをお買い求めいただきありがとうございます。
ご使用にあたって、この取扱説明書をよくお読みいただき、使用後は大切に保管してください。
本体のラベルに記載した定格電圧でご使用いただき、接続する電気器具は定格使用電力を超えないようご注意ください。

 ご使用になる前に・・・【リセットとロックの解除】  ※必ずお読み下さい  

●はじめに、PT50D(以下本機)の液晶画面に表示が出ているかを確認して下さい。
もし液晶が表示されていない時は、
  本機をコンセントにしばらく差込み、リセットボタンをボールペンの先などで押すと液晶が表示されます(下図参照)。
液晶表示が出ているときは、
  コンセントに差込まなくても手に持ってPT50Dを設定することができます。

reset.gif

●本機には、使用時に誤ってボタンを押して誤作動してしまうことを防ぐため、自動ロック機能がついています。
 本機を10分間放置しておくと自動的にロックがかかり、液晶画面右下に「ロック表示・錠のマーク」が現れます(下図参照)。

 左図:「ロック表示・錠のマーク」がでている        図右:消えている
lock1.gif

ロック表示が出るとDボタン(モード切り換え)の操作ができなくなります。
その時はDボタンを3秒間押して、ロックを解除して下さい
    (※リセットボタンを押した時にも、ロックは解除されます)。
lock2.gif
※商品出荷時はロックがかかった状態になっていますので、解除してからご使用下さい。
※ロック機能は「モード」ボタンで動作モードを変える場合のロックですので、他の時計機能や動作時間設定機能はロックに関係なく使用することができます。

使用方法

T.現在時刻の設定

●Bボタンを3秒間押すと、液晶表示の“曜日”が点滅し現在時刻の設定モードになります。下記の手順に従って現在時刻を設定してください。
※注意:操作途中に10分以上ボタンを押さずにいると、自動的に時計表示に戻ります。その時はBボタンを3秒以上押して、やり直して下さい。
set1.gif
@曜日の設定:Bボタンを3秒間押して“曜日”を点滅させます。
  その状態でCボタンを短く押していくと、曜日が一つづつ進んでいきますので、今日の曜日に合わせて下さい。
    {Mo(月)⇒Tu(火)⇒We(水)⇒Th(木)⇒Fr(金)⇒Sa(土)⇒Su(日)}
  ※Cボタンを2秒以上押すと早送りすることができます。

A時の設定:Bボタンを短く押すと“時”が点滅しますので、曜日と同様にCボタンを押して時を合わせます。
B分の設定:Bボタンを短く押すと“分”が点滅しますので、同様にCボタンを押して分を合わせます。
C秒の設定:Bボタンを短く押すと“秒”が点滅しますので、同様にCボタンを押して秒を合わせます。
DBボタンをもう一度押すと時計表示に戻り、設定は終了です。

U.タイマープログラムの設定

●ご使用になる電気器具をON(入)にする時刻とOFF(切)にする時刻を設定します。
   現在時刻の設定と同様に、曜日→時→分→秒の順番でタイマープログラムを設定します。
●本機は14個のプログラムまで設定が可能です (ONとOFFで1個)。
 ※注意:操作途中に10分以上ボタンを押さずにいると、自動的に時計表示に戻ります。
      その時はAとBボタンを同時に押し、初めから設定し直して下さい。

 @プログラム1に、電源をON(入)にする時刻を設定します

AボタンとBボタンを同時に押すと、画面左下に“1 ON"が表示されます。
set2.gif
下記に従い、使用する電気器具の電源をON(入)にする曜日と時刻を設定して下さい。
@曜日の設定:Bボタンを押すと“曜日”が点滅します。次に、Cボタンを押すごとに画面表示が下記の順に切り替わります。
   セットしたい曜日の組み合わせを選択してください。

 1.[ Mo Tu We Th Fr Sa Su ] 毎日、同じプログラムの繰り返し
 2.[ Mo]⇒[Tu]⇒[We]⇒[Th]⇒[Fr]⇒[Sa]⇒[Su] 決まった曜日だけの設定
 3.[ Mo Tu We Th Fr] 土・日以外の平日に、毎日繰り返し
 4.[ Sa Su ] 土・日だけの設定

A時の設定:Bボタンを押すと、”時”が点滅します。曜日と同様にCボタンを押して時を合わせます。
B分の設定:Bボタンを押すと、“分”が点滅します。同様にCボタンを押して分を合わせます。
C秒の設定:Bボタンを押すと、“秒”が点滅します。同様にCボタンを押して秒を合わせます。
E最後にBボタンを押してプログラム“1 0N”の設定は終了です。
 ※設定途中で間違ったときは、Dボタンを押せばクリアできます。

 Aプログラム1 に、電源をOFF(切)にする時刻を設定します

@“1 ON”設定終了後、Aボタンを押すと、画面左下に“1 OFF”が表示されます。
   使用する電気器具の電源をOFF(切)にする曜日と時刻を設定します。
A Bボタンを押して曜日が点滅したら、曜日/時/分/秒の順序で、プログラム1にON(入)と同様の手順で設定します。
set3.gif
 !ご注意 OFF(切)の設定をしないと、ご使用になる電気器具の電源が入りっぱなしになります。



 Bプログラム2からプログラム14までの設定

●本機は14個までプログラム(ONとOFFで1個)を設定できます。
  2番目以降のプログラムの設定は、Aボタンを押す毎にプログラムの番号が“2 0N" →“2 OFF"→“3 0N"→“3 OFF"→・‥“14 OFF"となります。
  プログラム1と同様に設定して下さい。
set5.gif

プログラム設定時のご注意
■ON(入)とOFF(切)の時刻が日をまたぐ場合は、OFFの曜日の設定にご注意ください。
  例えば月曜日の夜23時にスイッチをONにし、翌朝5時にOFFにしたい時はOFFの設定を火曜日にしてください。
    (曜日の設定が“毎日”になっている場合は問題ありません)
■複数のプログラムをセットする時は、ONとOFFの時間が重ならないようご注意ください。
  時間が重なると、“ON/OFF”共に早い時間が優先されます。(設定する曜日が違う時は問題ありません)
■設定終了後、タイマーを動作させる前に「タイマープログラムの設定」が正しくできているかを必ず再確認してください。
  設定時にミスがあると誤動作の原因になります。
  まずAボタンとBボタンを同時に押すと、プログラム1のON表示になります。Aボタンを繰り返し押して、各プログラム(1から14まで)のONとOFFの設定時間の確認をしてください。
  もし、間違った設定になっている場合は、Bボタンを押して再設定してください。
■設定していないプログラムの表示が全て “−−:−−‥” になっていること、曜日や時刻の数字が表示されていないこと、を確認してください。
  曜日や時刻の数字がどこかに表示されている場合は、この時刻に誤動作しますのでご注意ください。
  たとえば“0:00 00”の表示でも0時0分に動作しますので、“Dボタン”を押して “−−:−−‥” の表示にしてください
  (Dボタンを押すとクリアされます)。

 C現在時刻表示に戻す

●タイマープログラムのON/OFFの設定が終了後、AボタンとBのボタンを同時に押すと、現在時刻の画面に戻ります。
   または、設定終了後、10分経過すると自動的に現在時刻の画面に戻ります。

V.モードの切り替え

※ロックがかかっているときはDボタンを3秒間押して、ロックを解除してからモードの切り替えを行って下さい。

●本機には、ON(常時通電)・ON AUTO(自動 1)・AUTO OFF(自動 2)・OFF(切)の4つのモードがあります。
●現在時刻表示の時にDボタン(モードボタン)を押すたびに時刻表示の下に
   “ON”→“ON AUTO”→“OFF”→“AUTO OFF”→“ON”の順番でモードを表示します(下図参照)。

モード切替えを表示した液晶画面図
mode1.gif
             mode2.gif

  通常、タイマーを使用するときは、“AUTO OFF”モードに設定しますが、
   それぞれのモードの意味を下記@〜Cで参照し、必要に応じてモードを切り替えてご使用下さい。

@【“ON”モード】とは、設定したタイマープログラムに関係なく、電源が常時通電になります。
A【“OFF”モード】とは、設定したタイマープログラムに関係なく、電源がOFF(切)になります。
B【“AUTO OFF“モード】とは、電気器具の電源を切った状態から、設定時間が来たら自動で電源が入り、その後、設定した時間が来たら自動で電源が切れます。
C【“ON AUTO”モード】とは、今現在、電気器具を使用している状態から、設定した時間が来たら自動で切れるようにしたい場合に、このモードを表示させます。

    

●モードを設定したら、タイマープログラムの設定は終了です。
●設定終了後、何もしないで10分たつと、自動でロックがかがります。
※“AUTO OFF”モードで動作中(通電中)は、LEDが点灯し“ON AUTO”と液晶表示されます。その後、通電が切れると “AUTO OFF”表示に戻ります。

W.電気器具のセット

●本機をコンセントに差込み、使用する電気器具をタイマーに差し込みます。最後に電気器具のスイッチをON(入)にします。
connect.gif

X.オールリセット

  ●中央の小さなボタンがリセットボタンです。このボタンを、ボールペン等の先の細いもので押すと、設定したプログラムと現在時刻が全て消去されます。
all_reset.gif

Y.本機で使用できる電気器具、できない器具の調べ方

●本機の動作する仕組みは、プログラム設定した時刻に電源を通電させるかさせないかだけのものです。
   従って、リモコンで電源を入/切できる機器(テレビ・オーディオ等)や電子タイマー内蔵の機器では、このタイマーが使用できない場合があります。
   本機を通して電気器具が動作するがどうかは、下記の方法で確認することができます。

  @本機に電気器具をセットし、電気器具のスイッチを入れます。
    本機の液晶表示が現在時刻の画面の時にDボタンを押してモードを切り替え、“OFF”を表示させ、電気器具が動作しないことを確認します。
check1.gif

 A再度Dボタンを押してモードを切り替え“ON”を表示すると、本機のプログラムに関係なく通電します。
   ここで電気器具が動作することを確認してください。
  ※ここで動作しない電気器具には、本機は使用できません。
check2.gif
! 注意事項(必ずお読み下さい)

■本機は防水ではありませんので、屋外や水のかかる場所、湿度90%以上の場所では絶対に使用しないで下さい。
■本機はエアコン、クーラーには使用できません。
■延長コードをご使用の場合は、本機の容量(最大1500Wまで)、及び、その延長コード自体の使用容量を超えないようにご注意ください。
■メタルハライドランプを使用する時は250W以下のものを単独でご使用下さい。

収納時、長時間使用しない時(重要)

 ●本機には、液晶表示用の充電池(ニッケル水素電池)が内蔵されています。本機を長期間使用しない時や収納する時は、その前に必ず24時間以上、本機をコンセントに差し込んで、フル充電にしてから保管して下さい。

表示画面が消えている時や再使用時の注意

 ●再使用の際、液晶表示が消えている場合は、本機をコンセントに2〜3時間差し込んで充電して下さい。充電後、リセットボタンを押すと液晶が表示され、使用可能となります。
 ●コンセントに差し込んだだけで液晶が表示されることがありますが、その時はリセットボタンを押さなくても使用できます。
保証期間:1年間
  故障等の場合はお買い上げ日を証明するレシートのコピーなどをご用意の上、当社までお問い合わせ下さい。

REVEX リーベックス株式会社
  〒333−0801埼玉県川口市東川口3−10−5
telfax.gif   
     http://www.revex.jp/


デジタルプログラムタイマーU PT50DW クリック ↓ でYoutubeを開く

PT50DW_s.jpg PT50DW.jpg

【分解 内部の様子】
24VDC 16A150VACのリレーが大きな部品。黄色いのはノイズフィルター PT50DW_02.jpg

PT50DW_03.jpg

PT50DW_05.jpg

リレー ELEWAY BF24-1A-H-S 24VDC 16A240V〜 ノイズフィルターコンデンサー0.47μF GPF K X2 40/085/21/C MEX/AID
PT50DW_06.jpg

【おまけ】
コンセントに直差しでは使いにくく、延長コードを使って手元で設定できるようにしている。
100円ショップで手頃な延長コードは手に入るのでそれで代用している。
例えば(株セリア)、
延長コード3口タップ60白 Extension cord E0659 ちゃんと作ってあってこれで百円とは恐れ入る。
SeriaExtensionCord3P.jpg

  ■DIYのページ --> こちら


『気まま』ブログさんに詳細なレポートが載っています。
REVEX PT60D を買ってみた。」 ↓クリックでリンク先へ
PT60D.jpg


■ボタンが3つ、増えている。(画像などを引用させていただきます)
 ※このページの冒頭で提案させてもらっていますが、なにがしかの影響を与えたかもしれないです。

時計(時刻)とタイマーが分けられ、モードとクリアも分けられた。
おそらく「同時押し」と「長押し」のトリッキーな操作は廃止された?のではないでしょうか。
PT60D-003.jpg
少々使った感想を

良い所
・デジタルなので何曜何時何分まで正確にON/OFF。(24時間表記)
・内蔵時計の誤差は±2分/月(説明書より)
・コンセントから抜いても内蔵充電池により時計や設定が消えない。
・曜日の指定が毎日、各曜日、月〜金、土〜日、月〜土、
 月と木と金、火と木と土、月〜水、木〜土と豊富に設定可能。
・タイマーは8つまで時間指定可能
 (指定時間ONとOFFの組み合わせで1つと数える)
・一々コンセントを抜かなくても常時電源ON/OFFが切り替えられる。
・ランダム機能
 (完全にランダムではなく、指定時刻の2〜32分の間でランダム)
・サマータイム対応。
・タイマーの設定が簡単。
・コンセントから抜いていてもタイマーの設定可

悪い所
・本体が大きい(上下左右にある他のコンセントやスイッチを塞ぎます)
・プログラムボタンが液晶画面に近いので表示されるプログラムの
 番号が指で少し隠れる(左から押せば問題なし)
・液晶のAUTO等の文字が小さいのでご年配の人には見えにくい?
・収納時、"完全"に内蔵電池容量が切れると再充電が出来なくなる
・非防水加工(説明書より)
・タイマーが8つしか指定出来ない
・時刻等は進む事しか出来ない為(0分→59分→0分に戻る)
 一刻も早く設定したり頻繁に時刻を増減したい場合は少々不向き?
 (ボタンを押していれば進むので微々たる時間ですが)
・時間を指定するタイプなのであと30分で終了させたいという場合は
 現在時刻+30分を自分で計算し入力
 (タイプが違うので求めるのは酷でしょうかね、
  操作が複雑になっても困りますし)
・・・
・・・
プログラムボタンを押す事により
1on、 1off、2on、 2off〜 と8まで変化。

曜日、時、分の各ボタンで設定。
この画面では日曜の16時55分に電源を自動的に入れる設定です。

右端のモードは押す度に ON / AUTO / OFF / AUTO と切り替わり
ON は常に通電してる状態、OFF は常に非通電、
ON 後の AUTO は通電してる状態でタイマー設定オン、
OFF 後の AUTO は非通電してる状態でタイマー設定オンとなっていて
コンセントを一々抜かなくても良いようになっており便利。

最後に内蔵ニッケル水素電池(交換不可) は説明書に書いてある事を
纏めると液晶が消えている場合は20分程度コンセントに繋いで充電。
リセットで復帰。

ただし"完全"に充電池が切れてしてしまうと再充電不可。
(使えなくなる?)

収納前に24時間以上充電すれば約一年間は完全に容量が切れない
出来れば半年に一度の充電オススメ、という事らしい。

以上。



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