WindowsXPが立ち上がらなくなった 2004.4.20
    Sharp PC-GP1-C7M

    ハードディスク修復会社の紹介
    一昨日に悲劇的なハードディスクの内容が壊れるトラブルが起きました。
    バックアップをしようと準備をしていた矢先の出来事でショックで、いまだに心身ともに修復できておりません。

    実はこのパソコンの調子が数ヶ月前から悪く、フリーズを繰返していました。
    当初はハードディスクの疑いもあり別のハードディスクにバックアップがとってあったものを入れ替えて原因の切り分けを吟味していたところに今回の破滅的なトラブルが発生しました。

    【 これまでの現象 】
    症状 回数 対処 結果
    フリーズ 7〜8回 強制終了 原因不明 その後は正常動作
    ハードディスクが回らない 2回 電源コネクタの抜き差し?原因不明 その後は正常動作
    Windowsすら立ち上がらない。
    ディスクアクセスランプがつきっぱなしになり数分の後に消えたが、すでに其の時点で多くのシステムファイルが損傷を受けていてソフトが立ち上がらない状態となってしまった。
    やむを得ず再起動したが、Windowsすら立ち上がらない最悪の事態になってしまった。
    1回 どうしようもない 破滅的破壊


    幸いなことに30GBのハードディスク(IBM IC25N030ATCS04-0、4200rpm)は2つのパーティションに分割しておいたので、ほとんどのデータはDドライブにあり結果的には保護されていて無事でした。たまたま運がよかったということでしょう。

    このSharp PC-GP1-C7Mの仕様は、
      ファイルシステム ドライブの分割
    工場出荷時 FAT32 なしCドライブだけ
    自前で変更 NTFSに変更することも検討したが、FAT32の速さとか、トラブル時のハードディスクへのアクセスの容易さを考慮して変更しないことにした。 30GBを2分割してCドライブとDドライブに分ける為にパーティションを変更した。
    データ、メール関連はDドライブに保存するように変更。

    *ドライブの分割は功を奏しました。 
    まぁ、結果論ですが、物理的に読めなくなるトラブルならC、Dドライブのへったくれもなく完全にアウトになり、たまたま論理被害ですんだのは不幸中の幸いでしょう。おかげで今回のトラブルではかなり救われました。


    パーティションの分割作業はリスクが伴いますので、だれにでもお勧めはできませんが、専用のツール(たとえばパーティションマジックなど)があれば比較的安全に行えると思います。
    それでも操作の前にマニュアルを熟読して仕組みを理解をしておくことは鉄則です。

    くどいようですが、このパーティションの切り分け作業は下手をするとWindowsがたちあがらなくなるとか、大事なデータが読めなくなるなどの危険を内在しています。破壊されたらもとに戻りませんので・・・・。

    このことはマニュアルにもしっかり書かれているはずで、またネット上にも先達の方々がいろいろ注意点などの情報を公開されていますので事前に納得いくまで理解しておくことが大事です。



    今回のトラブルでは、多くのインスト済みのソフトの設定等、Windowsの設定などなどCドライブに保存されていたデータの一部が損傷を受けていました。
    このままではWindowsが立ち上がらないのでCドライブはおろか、Dドライブにもアクセスできません。

    そこでMicrosoftからWindowsXP用のブートインストールフロッピーをダウンロードしたものでDOSで起動したところDドライブにはアクセスできることがわかり大喜びでした。救われた瞬間でした。

    Windows XP Home Edition フロッピー ブート インストール用起動ディスク
    Windows XP Professional Edition フロッピー ブート インストール用起動ディスク

    それぞれ専用のもので、6枚のフロッピーディスクのなかにプロシージャに従ってフロッピーの交換だけをやれば自動でインストしてくれます。
    一台しかネットワークにつながってない環境の方は、トラブルが起きる前にこのフロッピー ブート インストール用起動ディスクを作っておくことをお勧めします。これがあれば何とかなるケースもあるのですから、転ばぬさきの杖です。

    このブートディスクでもCドライブにはアクセスできませんので、今回はFinal Data Enterprise 2.0 というソフトを使ってセクタスキャンをやりました。
    その結果だいぶダメージを受けているファイルがあることがわかりました。
    しかし無事なファイルもあり、このソフトを使って無事なファイルの吸出しに成功しました。

    膨大な量のファイルがあるものですから一つずつ手作業でやらなければならないのでいっぺんには無理で少しずつやっていこうと思っています。
    とにかく大変な作業です。



    【 ハードディスク修復会社の紹介 】

    今回のトラブルで修復の問い合わせをし、社長からいろいろ適切なアドバイスをいただきました(有)アイコミュニケーションズをご紹介します。
    データリカバリの業界は主に企業向けとはいえ、数十万円〜数百万円というべらぼうな料金体系が大手を振っています。
    其の中で、ここの会社はリーズナブルな価格で、しかも手を抜かないという一見両立しにくいと思われる経営方針で事業を行っています。

    今回のトラブルについてはいまのところデータ吸出しを私自身がやってはいますが、やはりなんともならない場面がでてきたら修復を(有)アイコミュニケーションズに依頼しようと考えています。

    ハードディスクトラブルでお困りでしたらご紹介しますのでメールでもいただけましたら何かのお役に立てると思います。

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