Opera Tips  Opera、IE いろいろ

    ブラウザが違えば見え方が違うのはしかたがないが・・・

      業界の最多数が標準となるこの世界ではそれ以外の少数派は無視されるのはしかたないと割り切ってはいますが、IE がデファクトスタンダードといってもそれが正しい動作をしているとは限りません。

      このような経緯があり Opera 7.54 に乗り換えてホームページを点検していますが、大小いろいろ不具合がでてきています。
      IEが本来の決まりを無視?して動作しているのにそれがデファクトスタンダードになっているが故に、IEの動きの方が正しい・・みたいなことがあります。



    目次
    ● Opera 7.54u2 が出たには出たが・・・・ライブドアがからんでいると使う気になれない  2005.3.12
    ● どうも使い勝手が悪い Opera の自動保存  2005.2.1
    ● Opera のキャッシュ機能(履歴)には助けられた  2005.1.13
    ● Opera 前回の続きをお気楽でみたい  2004.12.4
    ● メインメニュー表示のON/OFF  2004.11.9
    ● Opera では拒否されるページがある 原因までは未調査  2004.8.29
    ● Opera の欠点  2004.8.24
    ● Opera 上での Javascript  2004.8.14
    ● name 属性の後の <BR> が無視される   2004.8.14
    ● name 属性の動作がちがう   2004.8.14 2005.1.14Rev.

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    【 Opera 7.54u2 が出たには出たが・・・・ ライブドアがからんでいると使う気になれない 】

    マイナーな変更(詳細は不明)が出たので気休めでアップした。 ブラウザは Firefox に移行しているのでOpera は補助となっている。
    日本語版はダウンロード問題もあり、またライブドアーがからんでいるので使う気にはなれず、英語版をそのままで使っている。
    Operaノルウェー本社は遥か極東のジパングの事情なんか知る由もないだろうが、日本代理店の選定には再考されんことをおすすめする。老婆心ながらそう思う。

    企業理念もへったくれもない単なる乗っ取り屋が販売していては、Opera の製品イメージまでが悪化しかねないから・・・・
    もっともすでに Firefox に移行して久しいのでもう Opera に戻ることはよっぽどの技術革新をして磨きがかからないかぎりない。

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    【 どうも使い勝手が悪い Opera の自動保存  】
    先のページで、「Don't show this dialog again 」にチェックを入れると最低限の保存は残っているので、まったく保存がなくなることはないが、次の立ち上がりでそこで自動で作られたファイル opera.win を真っ先に読もうとするので、それをさせたくない場合はかえって邪魔になる。

    そこで、もうそれが不要になった場合はそのファイルをリネームするか、削除しておけばそれを読まなくなるので元の使い勝手にもどる。

    保存場所:C:\Documents and Settings\xxxx\Application Data\Opera\Opera\profile\sessions\opera.win
       xxxx にはユーザ名が入る

    ** Opera への要望 **
    Opera を閉じるときに File→Sessions→Save Sessionが自動で起動すれば、仮に次の起動時に設定をまちがえても保存ファイルができているので、あとで困ることもない。もっと欲をいえば、Opera 起動画面でいちいち「 Previous session (auto saved)」に選択を変えなくてもいいようにデフォルトになっていたらもっと使い勝手があがりハッピーになれるのだが・・・。

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    【 Opera のキャッシュ機能(履歴)には助けられた 】
    たまたまホームページ、しかも一番重要なトップページのメンテナンスをしているときに間違って削除して保存してしまい、それに気が付かずにアップロードまでしてしまった。
    うまくいったかどうか確認しようと IE でトップページをみて血の気が引いた。大部分が削除されていたからだ。
    数ヶ月前のバックアップはあったが情報が古すぎるし「どうしよう・・・!?」と思案していたとき、たまたま直前のページを Opera でも見ていて確認作業は IE でおこなっていたので幸運であった。
    「そうだ、Opera のキャッシュにページがのこっているはずだ!」と気を取り直して探してみると一番最後に見つけたときはおもわず「やったぁ〜!」と飛び上がった。Opera でのキャッシュの保存場所は、
    C:\Documents and Settings\XXXXX\Application Data\Opera\Opera\profile\cache4
    である。XXXXX はユーザ名が入る。

    Opera では管理のつごうで一定の名前の付け方でファイル名をつけているのでそのコピーを index.htm に変更してアップロードして事なきを得た。

    もしこれがなかったとしたらおそらく元のページに修復するのに数時間かそれ以上かかったかもしれない。
    思わぬところで助けてもらった。Opera に感謝々である。

    このキャッシュだが、ホームページを閲覧したときにもらってくるウィルス(ワーム)の退治をアンチウィルスソフト NOD32 が行うときに一時保管場所にもなる。しかし、それは一時のことですぐに削除機能が働き消えてなくなる。
    余談だが、その仕組みを逆利用してウィルスを採取することもできる。しかし危険がともなうので通常はやらないとはおもうが・・・

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    【 Opera 前回の続きをお気楽でみたい 】
    Opera の一番の便利な点はなんといっても終了前の続きがそのままできることである。
    何ページも開いていようと何事もなかったように続行できるので中断という煩わしいことを避けられる。
    で、これまでは下図のようにいちいち毎回 「Previous session (auto saved )」 にチェックをいれていたのだがそれでは面倒ということで下図のように一番下のチェックボックスにもチェックを入れれば次回からはお気楽に続行できるようになる。
    まぁ、 マニュアルも見ずに使っているのでこんな無様なありさまで、まだ他にもあるだろがその時はその時・・・。 便利な機能を見逃していた。

    これまでも何回となく操作ミスでせっかくの設定をきれいに消してしまったことがあったが、この設定の追加でもうそんな「履歴から引っ張りだすような愚かなこと」をしなくて済む。一度ミスれば実感できるが、履歴から探し出すのは時間もかかり、そんなこととは縁を切りたいものだ。

    ただこれでもまだ不満で、電源を切ったり再起動したときはまた上記の操作を再度やらなければならない。
    これもめんどいということでさがしたところ、下記のように File→Sessions→Save Session の項目で「OK」をクリックすればとりあえず現在の設定が保存されるので、電源を切っても、再起動しても保存しておいたページは最低限でてくる。


    しかし、この保存はファイルとしてハードディスクに書かれるので新たにページが追加・変更されても次の電源 ON にはやはり反映されない欠点がある。毎回決まったページだけは開けたい使い方にはこの方法は有効だが、毎回少しずつ変わっていく通常の使い方には自動保存で対応するしかなく Opera 7.54 にはまだその機能はないようだ。知らないだけかもしれないが・・・・

    Opera の持っている機能を最大限生かすのは自動保存しかないが、次のバージョンで追加してもらえないだろうか!?Opera Software ASA さん。でもノルウェーはちょっと遠いかぁ・・

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    【 メインメニューを表示するのはどうだった? 日本語ヘルプに入れ替える方法  】
    普段、英語版の Opera を使っていて特に不自由はないが最上段に表示されるメインメニューを OFF にしておいたままで、いざ表示しようともやり方を忘れてしまっていた。
    Help→Opera Help→Menus で Ctrl + F11 とわかった。

    いつも使うものではないものはそれがどこにあったかを記憶するつもりもないのでこんなことが起きる。Help については日本語ヘルプの方が直感的でわかりやすい。日本人なので・・・

    C:\Program Files\Opera\Help ディレクトリに html ファイル形式のヘルプがあるのですべて日本語版のものと入れ替えてしまえばいい。
    念のため、英語版のヘルプファイル一式はホルダーを作ってそこに保存しておけばいつでも見られる。
    ちなみに日本語版Operaでは C:\Program Files\Opera\Help\ja ホルダにヘルプファイルが一式ある。

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    【 Operaでは拒否されるページがある 原因までは未調査 】
    原因までは調べてないが、Microsoft の英語サイトでは入っていけるのに、なぜか日本語サイトで入っていけないページがある。当然ながらIE6.0ではなんら問題はない。
    http://www.microsoft.com/japan/msdn/vstudio/2005/express/vbasic/ らのページでダウンロードができない。
    同様なページ、Visual Basic 2005 Express Edition なども同じ現象。

    しかしながら英語版をアップしている英語サイトにはOperaではいっていけるので日本語サイトでなんらかの小細工をしているとわかるが詳細は未調査。

    入ってはいけるが Opera ではダウンロードは失敗するのでその URL をもとに他のダウンローダーでファイルをゲットする。

    ・・・このようにダウンロードではなさけないがしかしそのほかの機能は IE を軽く凌駕していて、いまではIEを使うのは Opera が使えない場合に限られてきた。なんといっても履歴が残り前回の続きがそのままやれること、タグのごとくスイスイページがめくれるのは驚異だ!!

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    【 Operaの欠点 】
    IE にくらべれば Opera のほうが圧倒的にメリットが多いがしかしデメリットもある。

    1.画像を紙copi に直接 copy & paste ができない 
    このような限られたアプリに直接取り込めない欠点はあるが、HPB8.0 などを介在すればできるのでなんとかカバーできるが紙copi はいかせない。

    2.IE の右クリックメニューに統合するアプリケーションをサポートしない
    極論すれば安定をとるかそれとも便利さを取るかの選択になり、Opera を採用するとすれば少々の不便さは甘んじなければならない。
    しかし、実際に使ってみるとダウンロードではかなり痛い。
    というのは Opera のダウンロードは失敗することが多く使用に耐えないからだ。
    Opera のダウンロードで対応できないサイト・回線状態はかなりありそのときは他のダウンローダーを使うか IE を使わざるをえないが、いちいち変えるのは面倒で実用的ではない。ダウンロードが主になる場合ははじめから IE を使うのがかしこい。そうすればNet transportなどのダウンローダーが簡単に使えるから・・・・

    しかし、こんな Opera のダウンロードだがちょっとしたコツでうまくいくこともある。
    かなりめんどいが・・・

    まず最初は通常通り左クリックで下図の画面が出てくるので「保存」をクリックする。ここで必ず確認することは終了したあとのファイルの大きさで、仮に失敗しても何のエラーも出さずにさも完璧なような顔をしているからだ。数字が小さいならもう一度下のようなクイックダウンロードを試みるかそれでもだめなら Net transport などのダウンロードツールを使うしかない。
    この場合、たとえ失敗しても実の転送元( ASP で隠していたもの)が判明するのでそれをコピーして Net Transport に入れてダウンロードするという IE では逆にできない裏技ができる。


    もうひとつの方法は右クリックで、下図のようなクイックダウンロードでトライしてみる。
    ただこの場合は保存先を聞いてこずにいきなり自分のマイ ドキュメントに保存するのであとで迷子になったとあわてないこと。



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    【 Opera 上での JavaScript の挙動 JavaScript をOFFにする方法 】
    Opera で Javascript をちゃんと動かすのは容易ではないようです。
    IE では目的どうりの動作をしていても Opera ではうまくいかない現実に直面していて( Topページ)困惑しています。

    Javascript が動作するときは Opera は IE のエミュレートをするが、悲しいかな 100% 同じになれず IE もどきになってしまい、その結果目的とはほど遠い動作になることが原因のようです。

    これを修正するには Javascript をつめないとダメでそのエネルギーをつぎ込めるかどうか・・・前途多難です。
    私めは Opera を使い、人様には「IEで見てね!」ではどうかと思いますが、ご勘弁を。

    JavaScript を OFF にする方法 ・・・苦肉の逃げですが不用意な音はでなくなります
    Opera 側の設定で、ツール→クイック設定→ JavaScript を有効にするのチェックをはずす

    ちなみに Netscape は未確認です。

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    【 name属性の後の <BR> が無視される 】
    IEではちゃんと <BR> が機能しているがなぜか Opera では name 属性の後にいくつ <BR> があろうとすべて無視されてその効果が反映されません。
    う〜ん、わかりません。

    しかし・・・・
    ひとたび <P></P> が出てくればそれに続く <BR> は機能することがわかりました。
    とりあえず、この方法で逃げるほかないようです。
    このページがそのようにつくってあります。 IE では余分に空白が生じてしまいますがしかたありあません・・・・・(-_-;)

    ・・・・・
    ・・・・・
    <A name="JavaOnOpera"></A>
    <P></P>    ←--- この一対の挿入がポイントとなる!
    <BR>
    ・・・・・
    ・・・・・

    なんでもいいがブラウザって難しい!!
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    【 name 属性の動作がちがう 】 
    たまたま name 属性の動作が違うページがあり修正しようと調べていてたら、
    <a href="#top">・・・・</a> の記述がある場合、IE では top の定義がないとページの先頭に行くように補完されています。
    おせっかいというか、拡大解釈というか・・・これが正当化されても困りものです。
    参考例をつくりました:http://www.geocities.jp/le_grand_concierge/_geo_contents_/Opera/test.htm・・・・・IE と Opera 7.35 とを見比べると一目瞭然です。

    Opera 7.35 では解釈不可能ということで無視してそこにとどまって余計なことをしません。
    むしろこれの方がHTMLの主旨に従っていて、逆に IE の方が規定されてもいない動作を勝手におこなっていると考えています。

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