2019.10.7 2004.12.28初版

    3.5"外付けハードディスク JHHD-3503BK インストール

    3.5"外付けハードディスク JHHD-3503BK インストール 2004.12.28


     このページは恵安のUSB接続・外付けハードディスクケースに日立の HDS728040(40GB) を接続して使えるようにするまでの手順メモである。
    既製品の外付けハードディスクでは内臓のハードディスクのメーカを選べないし、容量の小さいのはそもそも売られていない。そこで、このようにケースとハードディスクを自由に組み合わせられるメリットが生まれてくる。特にノート型コンピュータでディスクを増設したい場合にはうってつけである。

    【 縦置きタイプは転倒しやすい  】
    外付けディスクが いいこと尽くめでもなく、下の写真のようにほとんどのメーカの外付けハードディスクが縦置きで、これがもとで転倒して壊れることが多いと聞いている。
    私も経験しているが電源が入ったままで転倒したら一発で壊れる。この理由から設置は放熱と振動・衝撃を考慮した安定性に優れた平置きしかないと考えているがなぜかメーカ各社はそのような製品を出してこない。顧客の大事なデータを守るという発想はなく、スタイルとか占有スペースとかを最優先にしていて困ったものである。
    我が家では平置きにしてファンモータで冷却をしている。またバックアップをとれるようにしておくことは言うまでもない。

     【 コントローラ IC も選択基準? 】
    話はもとに戻るが、外付けケースとハードディスクの組み合わせは自在で、ただケースの中のICチップのメーカ・型名は対応の幅があるので今後いろいろ遊んでみたいお方は事前に確認して希望のチップが入ったものを購入したほうがいいが、ふつうに外付けハードディスクとして使う分には考慮する必要はない。このページでは IC のメーカ・型名を紹介しているが、なかなか公表されてないので情報を得るのが難しいかもしれない。

    このケースのドライバーは WindowsMe、2000、WindowsXP では Windows が標準でサポートしているので世話なしだが、Windows98 では付属 CD のドライバーをインストする。

    【 まっさらなハードディスクはパーティションをきることからはじめる 】
    新規に購入したハードディスクは通常パーティションが確保されていないので接続しただけでは Windows によって認識されない。
    そこで、まず先にパーティションを作成するわけだが、パーティションをきるツールは Partion Magic などの市販品があり高機能なものが多いが、今回は初めて Windows2000、XP の付属のツールを使ってみた。
    複雑なことをやらなければこの管理ツールでもできる。

    恵安
    JHHD-3503BK ハードディスクケース
     
    USB2/1.1
    Big Drive に対応
    Ultra ATA133/100モード にも対応
    CD-R/RW, DVD-ROM, 及びDVD+-RW対応
    ICチップは GenesysLogic製GL811E
    以前の参考ページでGL811バージョンが低いもの 
    日立HDS728040ハードディスク
    40 GB
    2048 Byte
    7200 rpm
    ATA133
    流体軸受け
    シーク音が意外と大きい
    回転振動は7200rmpということもありやや大きい

    まず、コントロールパネル→コンピュータの管理→ディスクの管理を開く。以下の作業はすべて WindowsXP Pro で行っている。
    下図のように追加されたディスク2が「初期化されていません」のステータスになっていることがわかる。
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    ディスク2のところで右クリックして「ディスクの初期化」を選択
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    念のためディスク2が選択されていることを確認して「OK」をクリック。無造作にやって、他のディスクがフォーマットされたら目も当てられない!
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    ディスク2のステータスが「オンライン」にかわる
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    右側で右クリックして「新しいパーティション」を選択
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    いよいよ開始されるので「OK」をクリック
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    単独のドライブなので「プライマリー」を選択
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    フルパーティションにするなら単に「次へ」をクリックするだけ。
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    ドライブの文字を決める。
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    パティションを確保できたら続いてフォーマットの指定をする。フォーマット形式をNTFSにして、ラベルも名前を付ける。「次へ」をクリックすると開始する。
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    パティションがちゃんと確保できた
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    ディスク2をフォーマットしている最中
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    フォーマットが無事に完了したところ。ディスク2に「正常」のステータスが現れた。
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    ここでやっとドライブHDS728040(G:)が現れた。
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