++FAXモデム DFML-K56f ファームウェアを書き換え K56f からV.90 へ ++
2012.1.7初版
I・Oデータ DFML-K56f FAXモデム CLASS 1対応
ジャンク屋で調達。 最小単位の値段が付けられていた。珍しく電源アダプタ(AC9V 1A)が、それも純正品が付属していた。発売 1997/9 17,000円
56Kbpsという速度を出す通信方式として「V.90」と「K56Flex」、さらに「x2」の3つの規格があり、どれも互換性はない。
このモデムは「K56Flex」をサポートしている。ただし、V.90に対応できるようにファームウェアが公式サイトにアップされているので、変更もできる。
このモデムをいつものように専用ドライバーをインストせずに、すでに他のモデムで動作しているドライバーをそのまま居抜きで使って、FAXの送受信ができるものかと、つないでテストした。
が、
ダメだった。
その前に、念のため、モデムの設定値(メモリ)を初期化(デフォルトに)しておく。
Windows のアクセサリにあるハイパーターミナルを起動し、ここではポートを直接選ぶがポイント。設定されているモデムを選んでもATコマンドが通らないので。
初期化後、まいと〜くFAX8で受信をしてもやはり受信出来ない。
まいと〜くFAX8でチェックしてみると、
有効なモデムクラス: 1
送信時の最高速度: 14400bps
受信時の最高速度: 14400bps
スピーカ制御コマンド: 有効
クラス2,2.0でのMR符号: 無効
クラス2,2.0でのポーリング受信: 無効
クラス2,2.0でのポーリング送信: 無効
のように、基本的には動作している。
ちゃんと専用のドライバーを入れるべくインストしてみる。
RS-232Cのケーブルをつなぎ、電源ON。
※
ドライバーはWimdows XPが標準でもっているのでそれを使う。
以下のハードウェアの検出を手動でやるか、もしくはWindows を再起動させてそこでハードウェアの検出をやらせても勿論OK。
ここでは手動でやってみる。
1.
ハードウェアの追加を起動する。
2.Windows のアップデートはやらないがポイント。ここではドライバーのインストに専念したいので余分なことはやらない。
3.自動を選択。手動でもできるがここに推奨されているようにまず自動でやってみる。
4.すると、該当しそうなモデムが4つでてくる。その中の「I-O DATA DFML-K56f」 を選択し、Next
5.インスト中・・・
6.完了
7.確かに、COM1ポートに接続されたことがわかる。
以上のインストールでまいと〜くFAX8を使った受信ができなかった。
Windows FAX もインストして調査したが結果は まいと〜くFAX8同様に受信できなかった。
ピポパポのところまで進まず、止まったままになる。
原因がわからずこのままゴミにするのも癪なのでこのモデムのファームウェアをK56f からV.90 へ変更してみることにした。
つづきは、
■ FAXモデム DFML-K56f ファームウェアを書き換え K56f からV.90 へ--> こちらへ
◯ 電源アダプタ AA-091AJ
ACアダプター
品名:AA-091AJ
______________
| 61-17249(SEIWA SANNGYO) |
| 入力: AC 100V 50-60Hz |
| 出力: AC 9V 1A |
|______________|
MADE IN TAIWAN
DFML-K56f、DFML-560、DFML-560E、ET-MPS に共通
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