2008.6.20 2008.1.19
■ スイッチが入らなくなった。 じきに1、2個がダメになった 2008.6.20
消費電力を求めようと電流を測ってみると、電源OFF時:0.095mA、MP3再生時:100mAとなった。
150mw程度になり電池の消耗も激しい。思いのほかこのIC(A1558L)は電気を喰っていることが分かった。
三洋電機のICの(MP3/WMAデコーダLC823231超低消費電力(MP3:10mW, WMA:15mW)、1チップ圧縮オーディオ用LSI:LC8233XX超低消費電力(10mW))と比べるといかにも大飯喰いという感じがする。
--> こちら
■ 単4電池だと連続で鳴らしていると電池代もかさむので単1電池をつなぐアダプタを作った。--> ここ
■ かち割った内部
(といってもちょっとスライド気味に押して爪が外れればパカッと開く。小さなプラスのドライバーでネジを2本外せば、他は特殊な工具など不要。)
U2・・・ SST25VF512が右上にある。
ICチップが見える
基盤を拡大 A1558L-A100-05P パーツナンバーはひっかかるがメーカーはわからない
ここは違うようだ(Allegro MicroSystems, Inc.
115 Northeast Cutoff, Box 15036
Worcester, Massachusetts 01615-0036 (508) 853-5000
http://www.allegromicro.com/en/)
SST25VF512のデータシート
単4電池アダプタが簡単に作れる
書けなくなったマジックインキペンの軸を単4電池の長さより1mmほど短く切断して、
両端にハトメにハンダを盛り、そこにリード線をハンダ付けする。
このペン軸が単4電池の太さと近似で、ちょうと捨てようとしていたところで廃物利用である。すこぶる調子がいい。
単4電池(アルカリ型)は以外にも高くて2本270円ぐらいするが、単1(アルカリ型)の方が安く買えることがある。
さらに電池容量をみてみるとこれは目安であるがメーカー、価格によっても異なるので一概にはいえないがだいたい10倍の差がある。
単1アルカリ乾電池10000mAh、単4アルカリ電池900mAh
ということは単1型一本で単4型が10本と同じ時間使えることが想定される。さらに単一の方が大量に出回っていて安く買える可能性がありコストパフォーマンスはもっと大きくなり、文句なしに単1電池を使うメリットが出てくる。ただ持ち運ぶときは重たくひも付きで難があるが机の上で使うのにはなんのデメリットもない。
ちなみに、このMP3プレーヤーで使えなくなった単4電池、単1電池でもポケットラジオなら全く問題なく使えるので捨ててはいけない。このラジオなら9mWと驚くほど電気を喰わない。--> こちら
最近のポケットラジオは省電力に徹していて2〜3ミリアンペアぐらいしか喰わないなので小さな音なら700時間(アルカリ電池)ぐらいはもつ優れものである。このラジオで使うならMP3プレーヤーで使えなくなった電池でもイヤというほど使える電気が残っている。
材料:細いリード線、ハトメ2個、廃物のマジックインキペン
工具:半田ごて、ハンダ、のこぎり、きり
【 スイッチが弱点 じきに接点不良になる 】
そのときには下図のようにバラして、薄い粘着シートを丁寧にはがして、基盤の接点部分と円盤状の金属片の裏側をアルコールを湿らせた綿棒でクリーニング。念のためテスターで導通があることを確かめるのがよい。
※シールをはがすときは全部をはがしたら元の位置に正確に貼るのが難しくなるので、はがす部分は少しだけにして、必要な部分だけにとどめるのがよい。
・アルコールは水分を含んでないもので、安い燃料用を使った。
・基盤の裏にも粘着シートを全面に貼った。基盤の裏には小さな穴が各2個ずつあいていてそこが外気と直接ふれているのでその穴を塞ぐ目的で、本のカバーを保護する半透明にシートを切って貼ってみた。
こんなものでも効果があるどうかは数か月先になればわかると思う。
■ GH-KANA-SDKがやっと元のように復活 スイッチを分解クリーニング
■ 一気に読んだ本 MovableTypeと電池アダプタ
■ GH-KANA-SDKが戻ってきた 壊れてた?
■ 心臓の鼓動も聞こえるMP3プレーヤー ・・◇%▽&#○×!?
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