++ AIWA CSD-EL200 CDの音が出なくなった 光ピックアップを交換++


2007.10.29初版

AIWA CSD-EL200 CDの音が出なくなった 光ピックアップを交換

ツイート
【 道具 】
■ 先が長いプラスドライバー。先端に磁石がついているものが最良である。
なければドライバーの先端を磁石に何度も擦り付けて、
螺子がなんとか先端に張り付いて落ちないほどにできれば代用できなくもない。
■ 半田ごて。
これは必需。
たった一箇所の半田ブリッジを除去するだけなので借りられたら買うまでもない。
10ワットとか15ワットの小さいものがベターである。
60とか100ワットの大きなものでは、繊細な基盤のパターンを壊してしまうかもしれない。
もちろん上手にできるならそれでもかまわない。
■ つまようじ
 ・・・金属などの部品を傷つけずにハンドリングするときに、ピンセットの代わりに使う。
■ 慎重さと手先の器用さ。必需でもないが・・・

【 部品の入手 】
部品番号:コウガクデバイスKSS-213C/C2RP
・・・通称「ピックアップ」と呼ばれ、これだけで業界人には通用する。
単価:単価1700円+消費税85円
ソニーに在庫が豊富にある。注文して2日ほどで入荷した。
ソニー製のCDプレーヤーではこの部品を共通部品として使っている。
もし、他の機種で部品番号が不明でも
故障した現物を分解すれば部品番号が明記されているシールが貼ってあるのでそれを注文することもできるし、
単に製品の型名を告げるだけでも部品を注文することができる。

またネット上には部品を調達できるサイトがある。CDパーツマン
 ・・・実態は確認してないが、若干安くなるかもしれない。
ソニーに注文できるならあえてそちらを利用するメリットはないように思う。

【 分解 】
○ 電源コードを抜いておく
○ バック面に7本のビスがあるのでプラスドライバーで外す。
○ ボディが前後に2つに割れる。
配線、ケーブルがつながったままなので切断しないようにコネクタなどを抜き、慎重にボディを外してゆく。

12

このビスが難解で厄介。特に取り付けるときは見にくいし、ドライバーが磁化してないと歯が立たない。何度も落としてやり直した。
10

螺子の位置
9

コネクタ外す
8

この螺子を外す。スプリングで液晶のシールドと電気的な接続をやっている部品。
7

基盤のとめ螺子は4本、外す。
6

この図の前にフレキシブルコネクタと2つのコネクタをはずす。
4本の長いビスとゴムクッションでアッセンブリー全体がマウントされている。
1

丸棒の金属のレールを写真の右側の方向へスライドして抜く。
傷つけないようにするために爪楊枝などを使えば安心してできる。
2

ピックアップアッシーを外すにはちょっとした「知恵の輪」になっている。
ということで言葉で説明できないが、ゴソゴソやっていればすっと抜ける角度、位置が見つかる。
新品の部品をはめ込むときはその逆になるので、
できれば抜ける位置をしっかり記憶したほうが後でずっと楽になる。
3

部品番号:KSS-213C/C2RP
4

【 ショートランドの半田を除去 】 ・・・重要!!
これを忘れたらもう一度初めから分解しなくてはならない。
実はやってしまった。トホホ!
「CDパーツマン」さんのページにそのものズバリの説明があった。--> ここ   情報を公開してくだっさっていることに感謝々。

一応パーツの中に説明書が添付されているが、各機種共通の書き方になっていて分かりにくい。
この半田ブリッジは部品を外部から加わる静電気のショックから内部の半導体を守るために電気的にショートしてあるもので、部品を扱うときは人体の静電気をあらかじめ逃がしてやることが重要である。
裸足になって、アルミサッシの窓枠などに手を触って体に帯電している静電気を逃がしておくことは基本である。


【 再取り付け 】
逆の手順でくみ上げるだけ。
できれば専用のグリスを分解してメカ部分に塗りたいが、
変なものを縫って却って硬くなってもいけないので省略してもいいだろう。

ただし配線を挟んでしまう箇所があるので注意。
下図の黒い細いリード線が基盤とボディの間に挟まれないように図のように通る位置を変える。
11

   ■ CDがついにうんともすんとも 光ピックアップが寿命 --> こちら (ブログ)

【操作方法】
記憶させた放送局を取り消す
1 取り消したい放送局のプリセット番号を選ぶ
2 ■ボタン(クリアボタン)を押し、4秒以内にllポタン(セットボタン)を押す
選んだ放送局が取り消され、その番号以降の放送局のプリセット番号が1つずつくり上がります。

テレビの音声を聞くには
テレビの1から3チャンネルの音声を、FMバンドの次の周波数で聞くことができます。
1チャンネル     95.75MHz
2チャンネル    101.75MHz
3チャンネル    107.75MHz
ステレオ放送はモノラル音声で、2か国語音声は主音声で受信します。

※他マニュアルは --> こちら にPDF版があります。

カテゴリ_CSD-EL200、関連
 ■ CDが読めなくなった「NO CD」 〜SONY CMT-M333NT --> こちら
 ■ ++ AIWA CSD-EL200 CDの音が出なくなった 光ピックアップを交換++ --> こちら
 ■ CDがついにうんともすんとも 光ピックアップが寿命 --> こちら
 ■ ++ AIWA ラジカセ CSD-EL200 スイッチがきかなくなった++ --> こちら
 

目次にもどる
    ホームへ
ツイート


inserted by FC2 system