システムの復元 ファイルが削除 "復元ポイント" が削除される Windows Me XP 2006.4.26 |
Windows Me と Windows XP にはシステムの復元という機能が備わっており、これで救われたことも数多くあり、またこれで失敗したことも幾度もある。今回も「システムの復元」の仕組み・仕様を理解しておくことはことさら重要であることを再認識することとなった。
マイクロソフトのページを見ると、頭が痛くなるような説明があり、結局のところ「そういう仕組みの仕様だから問題がおきてもしょうがないね!」
みたいなことが書いてある。
システムの復元の "復元ポイント" が見つからないか削除される というページで復元ポイントが消えてしまう場合がいろいろ載っている。
このシステムの復元をするときというのは、
●得体の知れないファイルを起動して、そのあとでいつもと違う現象が現れた
●最近インストしたいくつかのソフトを面倒だからまとめて削除したい
などの場合で、すぐに復元したい衝動に駆られる・・・・が、待てよ。
このとき注意しなければならないのは、インストしたソフト自体は消えてくれてもいいが、そのソフトに関連したネタはちゃんと残っていてほしい場合(通常はそうであろう)は特に気をつけなければならない。私もよくやってしまって後で後悔するのだが、システムの復元はドライブ単位でおこなうので、もし消えてはいけないファイルは別のドライブにいれて、しかもそのドライブを復元の対象から外しておかないと消されてしまう。初期値は全ての生きているドライブを復元の対象にしているから・・・
※※Cドライブしかないパソコンもあり、その場合は以下の方法はとれないので、消されていけないファイルはフロッピーとかUSBメモリとか外部ハードディスクなどに保存しておいて復元から逃れるほかない。
【 復元に重要なファイル 】
以下の2つのホルダーが何らかの理由で読めなくなると、 システムの復元ポイント が削除される。通常はユーザがハンドパワーで削除できないのだが・・・・
RECYCLE
System Volume Information
【 システムの復元の対象から外れる方法 】
以下はドライブ毎に設定する手順である。
このように特に設定をしたこともなければ、生きているドライブはすべて復元の対象になっている。
対象から外したいドライブをクリックして「設定」をクリック
チェックを入れる
当然のメッセージ
システムの復元の対象から外されたことがわかる
設定がおわったらシステムの復元の最初の画面にもどるので「キャンセル」で終了させる。