玄人志向 RAGEXL-P8 付属CDが読めない IsoBuster、SuperウルトラISOでCD作成  2004.11.19

    たかがCDでこれほどトラブルとは予想もしてなかった。

      ATI製 Installstion CD  Software Version 108
      型番:G01080-108
      この RAGEXL-P8 VGAカード付属のCDでドライバーをインストできなかったのでおかしいなぁと思い、エクスプローラで見たがファイルがひとつも見えない。
      また、CDにアクセスするドライブの動きも不審でメディアに原因があるだろうと考えていた。
      ほかの異なるコンピュータでも読めないから不良品と判断してヤマダ電機に良品を取り寄せるように手配して、店頭でも3台のコンピュータで確認したがやはり読めなかった。取り寄せたのも同じだった。

      しかし1台だけ何とか読めたマシンがあり、他と何が違うか店員さんに尋ねたところCDドライブが旧式の「Read Only」のものとわかった。
      そのマシンは古いコンピュータで「Read Only」のCDドライブがついているWindows2000であった。
      結局はWindowsの種類ではなく、この付属CDは最新のドライブ(書き込みもできる)ではことごとく読めないことがわかった。なかには最新型のパソコンでも読めそうなのがあったが不安定だった。

      玄人志向という会社はサポートを一切しないのでヤマダ電機の店員さんもあきらめていて「古いドライブで読んでくれ」とアドバイスしてくれた。 都合よく我が家には古いドライブ( SONY CDU611 )があったのでどうにかなったが新しいコンピュータしかないとなんともならない。

    こんなCDを読み出すには、まず「Read Only」のCDドライブを準備して、これでも一部読めない部分がでてくるので、IsoBusterでデータをぬきだしてハードディスクに保存する。


    中を見ると2つに分かれていてISOイメージ?ともうひとつ(これが不明??)で、たまたま読めるドライブがあるとこのふめい??な「新建」がでてくる。
    で、上図の ISO と書いてある赤い四角のところで右クリックすると下図のように Extract がでてきて、クリックすると保存先の選択がでてくるのでホルダーを準備しておいてそこに ISO 以下のホルダー、ファイルすべてが抽出されハードディスクに書き込むといい。
    保存先はネットワーク上でもローカルハードディスクでもOK。


    うまく読めたらハードディスクからセットアップができるので、ATISETUP.EXE を起動する。
    いかんせん最初にでてくる画面が文字化けで、かまわず最上段をクリックすればいい。

    ドライバーをインストするだけならこれで終わりだが、これで終わるのもシャクでどんなドライブでも読めるCDを作ってみよう。
    一枚作っておけば後で楽すること請け合いだ。

    それには SuperウルトラISO などで ISO イメージをつくって、それを Nero Burning ROM などで焼いてやればいい。

    この SuperウルトラISO はネットワークには対応していないのでイメージファイルの保存場所はすべてローカルディスク内になければいけない。ちなみに先にでてきた IsoBuster はネットワークに対応しているので保存先の心配は無用である。

    まず最初にやらなければならないのは、下図のように「 Audio CD 」をクリックして「ブート不可」に変更することだ。


    このように 「ブート不可」 に切り替えるのが最初のポイント。次に保存してあったホルダーを開いて、「追加」ボタンをクリックすると確認のウィンドーが開いて「はい」をクリックすれば上の空欄にそっくり現れる。


    追加ボタンをクリックすると、確認を求められるので「はい」をクリック



    「はい」をクリックすると下図のように上の欄にリストが現れ、


    CDマークをクリックして数字を反転させて、「名前を付けて保存」をクリックする。この例では ATI_RAG2.iso として保存。


    「保存」 をクリックするとすぐに iso イメージの保存が始まる。


    ATI_RAG2.iso 528MBという巨大な iso イメージファイルが作られる。

    最後に Nero Burning ROM などのイメージファイルを焼けるツールを使ってこのイメージを焼けば完了。

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