++ Albatron PCI6200AL STOP: 0x0000008E nv4_disp.dll DVI接続は画面が鮮明だが相性?の問題がある ++


2007.2.11初版

Albatron PCI6200AL STOP: 0x0000008E nv4_disp.dll DVI接続は画面が鮮明だが相性?の問題がある

3D表示でストップエラー STOP Error STOP: 0x0000008E 、ブルースクリーン!
「STOP nv4_disp.dll」をYahoo で検索すると13000件以上も引っかかり、有名なトラブルのようである。知らなかったこととはいえトホホである。
ほかに「STOP: 0x0000008E nv4_disp.dll」でも検索できる。

モニターをCRT型から液晶に変えることになり、LG電子の19インチモニターL194WT-BFを選んだ。価格、コントラスト比が高いことなど性能面もポイントになった。もともとの目的がDVI 接続でかつ消費電力を抑え、価格もリーズナブルなものという要求がありL194WT-BF選んだ。
このモニターのせっかくのDVI があってもアナログ D-SUB15Pin 接続ではその機能を十分に生かせないことと、1440X900 の設定ができないオンボードチップVIA VT8601 なので新規にこの Albatron PCI6200AL(GeForce6200を搭載) を選ぶこととなった。 ゲームをやるつもりはまったくないが、チップの性能を見たくて選んでみたのだがこんなことになるなんて・・・・。
PCI6200AL
スペック
Grapics Engine Geforce 6200A
Memory Size 128MB Geforce 6200A
Memory Bus 64 bit
Engine Clock 300 Mhz
RAMDAC 400 Mhz
Max. Resolution 2048x1536 @ 75Mhz
ドライバー:Windows XP & 2000:Ver81_85
※さらに詳しいスペック

ちなみにいま使っているマザーボードBIOSTAR M6VLR 上のもうひとつのチップはVT82C686Bである。 IDEインターフェイスは UltraDMA/100に対応している。またUSBは4ポートまでサポートしている。 さらにシリアル・ポートやパラレル・ポート機能を提供するスーパーI/O機能を内蔵して、AC'97 Audioも持っていて、たとえばAMD-766と比べてスーパーI/Oコントローラやサウンド・チップを別途搭載しなければならないことと比べてコストが削減できる。 VT82C686Bを用いた方が、チップ数が減るため、製造コストの面で有利となっていて、とにかく安かった。VIA C3 が動くということで選んだものだった。

下図のビデオカードはとにかく画面の鮮明さは我が家で使う分にはケチのつけようがない。下図のようにファンがついているので騒音源がひとつ増える(かなり五月蠅い)のと、ビデオカードの消費電力がアップするデメリットになるがほかに選択が多くないので止むを得ない。ちなみにGeForce6000番台は消費電力、発熱量も大きいようだ。それにしてもゲーマーが使うビデオカードの消費電力のすごいことといったら・・・100Wを超えるものがざらにあることを知って唖然としている。

モニターをCRT型から交換したことで差し引き 160W-(34W+ビデオカード分?) ぐらいで少しは節電できる計算になる。安い部品でどこまで高性能なコンピュータが作れるかに挑んでいるのでこんなに高い部品を使うことはポリシーから外れるが機能面でしょうがない状況になっている。ブルースクリーンの問題はなんとか解決しようと思っている。

今日からこのマシンがメインのワークステーションになり、これまで使っていたPC-GP1-C7M は液晶などに問題がでてきたので画像処理用のサイドマシンとなった。おそらく Windows XP でこのページを開かれた閲覧者のコンピュータのほとんどがいまこのページを作っているコンピュータより高速でかつ高機能なものだろうと想像している。世の中とは逆行するみたいだが、少ない電力で必要な機能さえあればいい・・そんなコンピュータを追求している。
これまで省電力にこだわってきたが、これも突き詰めていくといろいろわかってきて、興味が尽きない。スローライフ、スローフーズ、スローコンピュータ、・・・・・



台湾製
PCI6200AL基板裏面

【 ストップエラーSTOP Error STOP: 0x0000008E でブルースクリーンになってしまう 】

これは痛い。
2D の表示はなんら問題がないがビデオの再生を始めるとCPU がほぼ停止状態(厳密には動いてはいるが)に陥り、3D のパフォーマンステストを起動すれば一発でSTOP Error のブルースクリーンになる。こうなったらあとはリセットしかない。

A problem has been detected and windows has been shut down to prevent damage to your computer.
If this is the first time you've seen this Stop error screen, restart your computer. If this screen appears again, follow these steps:
Check to be sure you have adequate disku space, If a driver is is identifired in the stop message, disable the driver or check with the manufacturer for driver updates. Try changing video adapters.

Check with your hardware vender for any BIOS updates. Disable BIOS memory option such as caching or shadowing. If you need to use safe mode to remove or disable components, restart your computer, press F8 to select Advanced Startup Options, and then select Safe Mode.

Tchnical information:
*** STOP: 0x0000008E (0x0000001D,0xBFCD797E,0xF7E399DC,0x00000000) 
*** nv4_disp.dll - Address BFCD797E base at B9D3000,DateStamp 44dd4897 

Beginning dump of physical memory
Physical memory dump complete.
Contact your system administrator or technnical suppor group for further assistance.
注意:*** STOP: 0x0000008E (0x0000001D,0xBFCD797E,0xBA1A99DC,0x00000000)・・・ のようにドライバーのバージョンによって変化する
*** nv4_disp.dll - Address BFCD797E base at BF9D3000,DateStamp 44dd4897 ・・・ のようにドライバーのバージョンによって変化する

ブルースクリーンの例
ブルースクリーンStopエラー

トラブルシューティング→ハードウェアアクセラレーターの設定
レベル ×・・ブルースクリーン
△・・3D描画不可
現象 設定のヒント
5 ×
ブルースクリーンBlue Screen
Stop Error
アクセラレータをすべて有効にします。コンピュータに問題がなければこの設定を使用してください。(推奨)
4 ×
ブルースクリーンBlue Screen
Stop Error
カーソルおよびビットマップのアクセラレータを無効にします。この設定を使用してマウスポンタまたは破損した画像を訂正してください。
3 ×
ブルースクリーンBlue Screen
Stop Error
カーソルと拡張描画のアクセラレータを無効にします。この設定を使用して画像を訂正してください。
2
このレベルでとりあえず逃げる


これだと、Could not find any compatible Direct 3D device のエラーになり3D 描画は使えない
カーソルと拡張描画だけでなく、Direct Draw および Direct 3D すべてのアクセラレータを無効にします。この設定を使用して Direct X アクセラレータを使ったアプリケーションの問題を訂正してください。
1 これだと、Could not find any compatible Direct 3D device のエラーになり3D 描画は使えない 基本的なアクセラレータ意外を無効にします。この設定を使用して重要問題を訂正してください。
0 これだと、Could not find any compatible Direct 3D device のエラーになり3D 描画は使えない アクセラレーターをすべて無効にします。コンピュータの反応が頻発に止まる、または別のサーバーに問題がある場合のみこの設定を使用してください。

【 トラブルシューティング 】
● DirectX 診断ツールでテストしてみた
DirecX 機能 現象 エラーコード
DirectDraw OK  
Direct3D 7 インターフェイス OK  
8 インターフェイス ブルースクリーン *** STOP: 0x0000008E(0x000001D,0xBFCDC36E,0xBA181A6C,0x00000000)
*** nv4_disp.dll Address BFCDC36E base at BF9D3000,Date stamp 453bdc7a
9 インターフェイス ブルースクリーン *** STOP: 0x0000008E(0x000001D,0xBFCDC36E,0xBA181A6C,0x00000000)
*** nv4_disp.dll Address BFCDC36E base at BF9D3000,Date stamp 453bdc7a

● BIOS の設定をいじってみた 
エラーメッセージからBIOS の設定をしなおせば回避できるかもしれず試したがダメだった。
Advanced BIOS Features/Shadow Control/Video BIOS Shadow: Enable→ Disable
CPU Internal Cahche :Enable→ Disable
External Cache :Enable→ Disable
CPU L2 Cache ECC Checking:Enable→ Disable

Advanced Chipset FeaturesVideo RAM Chacheable :Enable→ Disable
Video RAM Cacheable :Enable→ Disable
Frame Buffer Size :8M→ 2M
AGP Aperture Size :64M→4M それぞれ最小にしてみたが見当はずれだった

● 電源を交換してみた
また、電源が貧弱なのでそれが原因になっているかも知れずDELTA DPS-140FB(140W)をAOpenにもともと付いていた Component Pro ATX-250GU(250W) に交換してみたが状況は変化なし。消費電力については各ビデオチップについてのページが詳細に解説している。

●STOP nv4_disp.dll で検索するとMSのホームページに[Games] Nv4_disp.dll に関連する "STOP" エラー メッセージ があるが役に立たなかった。
BIOSTAR から最新のM6VLR のChipset Driver である 4-in-1 456v をダウンロードしてインストしたが、なんら状況は変わらなかった。

●やはりドライバーだろうか・・・?
NVIDIA ソフトウェア ダウンロード
X・・9.1.4.7(付属のCDに入っていたバージョン)
X・・6.14.10.9728(The Guru of 3Dの最新)
X・・6.14.10.9371(NVIDIAの最新)
X・・78.01

以下はエラーなくインストが終わっているが再起動するとカードをまったく認識しておらず、再びドライバーの要求をしてくる。
* 66.93
* 52.16
* 44.03

・・・最新版を筆頭にめぼしいバージョンをトライしてみたがことごとくダメだった。3D表示は半ばあきらめムードである。

とりあえず上表のようにレベル2に設定して使っている。3D表示はあきらめて2Dとビデオ表示だけを生かしているといった情けない使い方である。 オンボードの VIA Trident Blade3D ならおっそいがちゃんと3D描画も動くのに・・・・

● 解析ができる
デバッグ ツールとシンボル : はじめに 日本語版
Debugging Tools for Windows - Overview 英語版
カーネルデバッガー「WinDbg」入門

参考URL:
http://pasokoma.jp/bbs3/025/pslg10841n.html#10841
Constant BSOD(Blue Screen of Death)

【 ドライバー 】
The Guru of 3D から ForceWare 93.81 x86 をダウンロードできる。・・・このバージョンでもダメだった。


後日談:  ■ CPUが因果関係の一つであったことが判明した。--> ここ

ホームへ     WXGA+ 1440×900ドット表示 対応ビデオカードの例  Albatron PCI6200AL Windows 2000 では3D表示もOKとわかった

このページとは関係がなく恐縮ですが・・・
【お知らせです】 ご本が出版されました
KSB瀬戸内海放送・山下洋平氏のご本が出版されました。只今、アマゾンにて先行予約受付中です。

『 あの時、バスは止まっていた 』 高知「白バイ衝突死」の闇


リンク先 ↓ 
aonotokiBusTomateita.jpg

著者:山下洋平氏
単行本: 256ページ
出版社: ソフトバンククリエイティブ (2009/11/16)
ISBN-10: 4797353899
ISBN-13: 978-4797353891
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あなたはどう判断する?
バスは止まっていたのか、動いていたのか?
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しかし、バスの乗客は「バスは止まっていた」と証言、一方警察は「バスは動いていた」と主張。どちらが事実なのか?
運転手は無実ではないのか?
警察は事件を捏造したのか?
謎の多い事件の闇に鋭く迫ったルポルタージュ 『あの時、バスは止まっていた』。
これを読んだあなたの意見が事件の謎を明かす一歩となるかもしれない。
内容紹介
◎ジャーナリスト 大谷昭宏氏推薦

白バイは“黒バイ”か
地方局記者が執念で迫る

「これです」
被告の支援者が数枚の写真を取り出した。
路面には黒々とした二本の筋。
裁判で有罪の決め手となった、スクールバスの「ブレーキ痕」だ。

「このブレーキ痕は、警察が捏造した疑いがあります。これは冤罪ではありません。警察組織の犯罪です」

――二〇〇六年三月三日午後二時半頃、高知県旧春野町(現高知市)の国道五六号で、高知県警の白バイと遠足中のスクールバスが衝突し、白バイ隊員(二十六)が死亡。
バスの運転手、片岡晴彦さん(五十二)は現行犯逮捕された。
同年十二月には業務上過失致死罪で起訴され、翌二〇〇七年六月には禁固一年四カ月の実刑判決が高知地裁で下された。
その後、高松高裁、最高裁と判決は覆らず、二〇〇八年十月、片岡さんは獄中の人となった。

香川県と岡山県を放送エリアとする地方テレビ局「KSB瀬戸内海放送」。
同局の報道記者である著者のもとに突然、見知らぬ男性から電話が掛かってきた。
男性は、「この裁判は作られたものだ」と訴えた。
事件が発生した高知県のマスコミは、どこも耳を貸してくれない。
藁をもすがる思いで、かすかなつてを頼って県外の地方局の記者に連絡してきたのだ。

この一本の電話をきっかけに片道三時間半、著者の高知通いの日々が始まった。
法廷の場で結審されたとはいえ、不可解な点が多々ある高知「白バイ衝突死」事故。
本事件の闇を徹底的に追った渾身のルポルタージュ!

◎テレビ朝日『報道発 ドキュメンタリ宣言』の放送で大反響!
  
    ■ 耐震偽造で新たな展開になっています ご興味があればごらんください --> まとめページをアップ   2006.10.20
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